2012/01/19

タラウマラの人々を助けて下さい。

昨晩、『BORN TO RUN』の著者クリストファー・マクドゥーガルのFBのポストで、本書に登場する「走る民族」タラウマラ族の人々がいま、旱魃に苦しめられ飢餓の危機にあるとしりました。クリスの信頼するウルトラランナーが現地に入っていて、「タラウマラ種ファンド」を通じたドネーションを呼びかけています。

■クリストファー・マクドゥーガルのブログでの呼びかけ
http://www.chrismcdougall.com/blog/2012/01/help-ultrarunner-will-harlan-help-the-tarahumara/

【抄訳】

タラウマラの人々を助けるウルトラランナーのウィル・ハーレンを助けて欲しい

この数日、コッパーキャニオン(銅峡谷)が旱魃の危機にあるというレポートが寄せられてくる。どの情報が正しくてどの情報がただのセンセーショナリズムなのか、時として分からないものだけれど、ウィル・ハーレンは直接現地に向かって支援しようとしてる。ウィルは経験豊かで知識もあり、何よりとても正直な奴で、昨日僕にこうメールしてきた。

「ちゃんとドネーションの種も食糧も直接タラウマラの人々にわたるって個人的に確かめた。また現地に戻ったらどんな状況かレポートするよ。僕はまだ実際に旱魃がどんな状況かこの目で見たわけではないけれど、いくつかのソースからは、飢餓が拡がっていて非常に深刻だということ、とくに峡谷のBatopilas側がひどいということを聞いている。馴染みのない支援団体だと本当に信頼できるのか躊躇する気持ちもわかる。でも今回は、僕が直接行って、実際に何が起こっているか確かめるし、僕自身も個人的に、食糧と種の配給を手伝おうと思っている」

僕はウィルのことをよく知っている。そして彼の言葉は信頼していい。
こちらでぜひドネーションをして助けて欲しい(以下のリンクへ)。


■タラウマラ種ファンド:ドネーションページ
http://barefootfarm.org/?page_id=883%3Cbr%20/%3E

【抄訳】
私たちベアフット・ファームはタラウマラ族の農家を直接支援し、現地のトウモロコシの種や基本的に農具を支給したり、水資源の確保や農地の保護を支援しています。タラウマラ種ファンドに集まったお金は、トウモロコシや豆の種、あるいはマイクロローンという形で100%、直接タラウマラ族の農家に渡っています。

私たちは何年もの間、タラウマラの人々と一緒に過ごしてきました。彼らの農業をモデルにしてやってきたのです。それに彼らと関係を築くことで、支援が必要なタラウマラの農家の人々を直接支援してきました。旱魃、伐採、土壌侵食といったものが、自給自足のタラウマラの農家の人々を一層困難な状況にしています。そして彼らの多くは、昔から育ててきた多種多様なコーンを栽培し続けるリソースがありません。私たちは彼らに種や道具を支給することで、彼らの伝統的な農業やランニング文化が続くことを目指しています。


タラウマラ族へのドネーション

$35:タラウマラの農家1人にとって1年分のトウモロコシの種
$50:タラウマラの農家1人が家族も養えるだけの収穫を支援
$100以上:安全な飲水をタラウマラ族のコミュニティ全体に支給
$200以上:タラウマラ族のための学校建設を支援

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「Donate」のボタンをクリックすると、Paypalのアカウント(右側)か、クレジットカード(左下のcontinueをクリック)で支払いが可能です。 ドネーションを済ませると、ウィル・ハーレンから感謝のメールも来ます。

僕は『BORN TO RUN』でタラウマラ族のことを知って、走ることへの態度も変わったし生き方だって変わったと思います。ですので微力ながら、支援できればと思いました。皆さまも、もし共感されたらぜひよろしくお願いいたします。